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選手契約を勝ち取り、即スタメン、マルチ安打と鮮烈デビューを飾った宮谷拓人選手。
練習生として過ごした3か月、宮谷が努力し続けられた理由とは-
-応援してくれている人がいることを実感しました。
選手契約を伝えられた時、喜びはもちろんですが、最初は驚きの方が大きかったです。練習後に野手だけ集められ、そこでいきなり発表されました。本当に何も知らなくて、サプライズでしたね。
まず両親に連絡したら「ここからが勝負だよ」と励ましの言葉をもらいました。すごく喜んでくれたので嬉しかったですし、少しは親孝行できたかなと思います。
選手契約が発表されたすぐ次の日が試合だったのですが、僕が登録されたことを知って球場に駆け付けてくれたファンの方がいたんです。こうやってたくさんの方が応援してくれているということを改めて感じました。
-支えてくれる両親やファンのために。
この3か月、まずは選手契約に戻りたいというのが一番で、がむしゃらに練習してきました。監督・コーチにアピールしないと選手契約は勝ち取れないと思ったので、とにかく練習生の中で誰よりも練習しようと決めていました。
練習して、アルバイトして、という生活は大変でしたが、なによりモチベーションを保つことが難しかったです。3か月が本当に長く感じて「(選手契約は)もう無理なのかな」と思う時期もありました。それでも頑張り続けられたのは、周りの方の支えのおかげだと思います。両親は「頑張ってるか?」と毎日のように連絡をくれました。ファンの皆さんも、練習生で試合に出られないのにも関わらず名前のタオルを掲げてくださったり、球場に行くたびに「頑張ってね」「待ってるよ」と声をかけてくれたんです。支えてくれる両親やファンの皆さんに、すごく背中を押してもらったなと思います。
-与えられたポジションで、最大限のプレーを。
契約が発表された次の日は、とにかく「やってやろう!」という気持ちで試合に臨みました。公式戦初出場だったので、まず一本出したいなと。
打席に入るときは、全く緊張はなくて、スタンドからファンの皆さんの声がしっかり聞こえました。チームのみんなもベンチから「頑張れ」と言って送り出してくれたので、やっぱり特別な雰囲気は感じましたね。
オープン戦やジャイアンツ戦で試合に出ても結果を出せていなかったので、初打席でヒットを打てた時は、まずはほっとしました。
今後は、与えられたポジションで自分のできる最大限のプレーをしていきたいです。まずは打たないと勝てないと思うので、バットで貢献するのが一番。色川GMからは「積極的に行ってくれ」と言われたので、大事な場面で次の塁を狙った走塁や、チームを救うような守備だとか、どんな場面でも全力でプレーしようと思います。
-応援してくださる方々へ。
練習生の3か月間、多くの人に声援で支えられて選手契約を勝ち取ることができました。次はその声援を力に変えて、チームの勝利に貢献できるよう、活躍する姿をお見せしたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!